豊かな四季に恵まれた日本では、旬の味覚を味わい、季節を感じることは食の楽しみのひとつとなっています。ベーカリーでも、旬の素材や季節イベントに合わせたフェアを実施し、人気を集めているお店がたくさんあります。今回は、工夫を凝らした季節アイテムやフェアに取り組まれているベーカリーを取材し、そのアイデアや人気アイテムの魅力をご紹介します。
丘の上のパン屋
住宅街の丘の上、竹林に囲まれた広々とした敷地に駐車場やオープンテラスも備えるベーカリー。オーナーシェフの黒沼敦詞さんが、国産小麦粉、自家製酵母、水、塩、砂糖、無農薬野菜にこだわり、60種ほどのパンを丁寧につくり上げています。まるでケーキのように華やかな「季節のデニッシュ」は、移ろう季節を楽しむ人気アイテムです。
丘の上のパン屋
- 住所
- 神奈川県横浜市青葉区美しが丘西3-8-8
- 電話
- 045-530-9683
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 日曜、月曜定休

旬の恵みが彩る「季節のデニッシュ」


加水90%のもちもち食感の食パン、小麦やレーズンから起こした自家製酵母でじっくり発酵させたバゲットやカンパーニュ、発酵バターが香るクロワッサンをはじめ、惣菜パンやサンドイッチ、菓子パンなどラインアップは実に多彩。その1~2割は、季節ごとに使う素材や具材が変わっていく期間限定商品です。
「ベーカリーでも季節感を出したく、前職のレストラン以来のお付き合いがある農家さんや、地元の農家さんの力を借りています。旬の素材を取り入れることで、自ずと季節感のある売場をつくることができます。果物や野菜など、そのときどきで手に入る素材ありきでつくっていますから、早いものだと2週間くらいで終売となることもあります。普段あまり目にすることがない果物や野菜も積極的に使うようにしています」と黒沼さん。
中でも人気なのが、季節ごとにさまざまな果物や野菜を使った「季節のデニッシュ」です。取材時のラインアップは「桃」「フレッシュメロン」「完熟パイン」「ブルーベリー」「貴陽(プラム)」「レアチーズ」「テリーヌショコラ」「栗」。フレッシュフルーツの香り立つような彩りが、売場に華やかさをもたらしています。

ベースの生地はクロワッサンより層を多めにして食べやすく仕上げ、スクエアにカットしてカップ状に焼き上げ。フルーツなどの素材に合わせて3種類ほどのクリームを使い分けているそう。大きくカットしたメロンをたっぷりあしらった「メロンのデニッシュ」は毎年人気の一品で、自家製カスタードとチーズクリームのダブルクリーム仕立てです。
「まずは手に取ってもらえるよう、見た目の美しさも大切にしています。フルーツをクリームでつないで高さを出し、ケーキのような立体感と華やかさをつくっています」(黒沼さん)。


このほか「いちご」「シャインマスカット」なども毎シーズン大人気のアイテムです。フルーツの種類が少なくなる季節はラインアップの組み立てに苦労することもありますが、定番の「レアチーズ」「テリーヌショコラ」や、比較的長期間登場する「栗」などをうまく組み合わせています。


パン屋から始まるサステナブルな取り組み
デニッシュ以外にも、季節ごとに出会えるアイテムは同店の魅力のひとつです。惣菜パンでは、地元農家の野菜を使った「季節野菜カレーのフォカッチャ」や、野菜を練り込んだ「野菜のフォカッチャ」が人気です。
「来店するたびにいつもと違う商品が1つあるだけでもお客様には喜んでいただけます。農家さんにとっては、盛りの時季にたくさん収穫したもの、おいしさは変わらないのに少し傷があるだけで市場に出せないものが活用されて、お互いのためになります」と黒沼さん。
栗のパン「シャテーニュ」は秋限定。栗の粒と栗粉、生クリーム、卵黄、バターをたっぷり使った生地の周囲をデニッシュ生地で包み、四角い食パン形に焼き上げた、栗がふわっと優しく香るスペシャリテです。毎年、楽しみに待っているお客様もたくさんいらっしゃるそう。手描きのPOPからも、つくり手の想いが伝わってきます。


クリスマスに向けた「シュトーレン」は10月末ごろから登場。マジパンから自家製で仕込み、ドライフルーツやナッツをたっぷり練り込んで手間暇かけてつくり上げたもので、芳醇な香りとしっとりとした食感が際立ちます。
バレンタインに向けての「チョコーレン(ショコラシュトーレン)」は、シュトーレンとほぼ同じ工程でつくりますが、3種類のチョコレートを贅沢に使い、それに合わせて、シュトーレンとはナッツ、ドライフルーツ、スパイスの配合を変えています。
「その年に漬け込んだフルーツを使い切るなどで、シュトーレンの販売が予定より早めに終わってしまった場合にも、チョコのシュトーレンは製造できます。日持ちするので、通販やプレゼント用のアイテムになりますし、強気に製造できるのはメリットです」(黒沼さん)。



週末はもちろん平日でも入店待ちの行列ができることの多い同店。最寄りバス停から住宅街の坂道を登ると、青々とした芝生の丘に童話に出てくるようなベーカリーの世界が広がります。SNSに投稿される焼きたてのパンの数々や店の佇まいを見て、ピクニック気分で遠方から訪れるお客様も少なくありません。
「前回来たときにはなかったパンがある!と、来店するたびに変化を感じていただける店づくりをこころがけています。パンだけでなく、店の周囲の自然にも目を向けていただけると、より一層季節を感じられるかと思います。コーヒーなどドリンクもありますので、テラスでゆったりとお過ごしいただくのもおすすめです」と黒沼さん。
さらに、季節限定アイテムなどの魅力を伝えるコツを尋ねると、「とにかくマメにSNSの投稿をすること」。新しく加わるアイテム、そろそろ旬が終わり終売となるものなど、今、どんなものに出会えるかをこまめに情報発信されています。
季節の恵みを生かすことに加えて、同店では個包装削減の取り組みも進めています。パンを入れる容器(シール容器やお皿、カゴなど、パンを直接入れられるものならなんでもOK!)を持参していただくよう呼びかけています。日本の伝統的なエコバッグ「東袋(あずまぶくろ)」をアレンジしたオリジナルのブレッドバッグも好評で、賛同するベーカリーが増え、少しずつ輪は広がっています。
「容器をご持参いただくと、会計の際もスムーズになりますし、ごみの削減につながります。もちろん、容器をお持ちいただかなくとも個包装いたします。季節のデニッシュをはじめ、焼きたてのパンを揃えて、皆様のご来店お待ちしております」(黒沼さん)。
ピーターパン石窯パン工房店
千葉県内に11店舗を展開するベーカリー。船橋市海神の石窯パン工房店では、スペイン産の石窯で焼き上げるパンが、常時100種類以上並びます。「ピーターパン」の魅力のひとつが、全店舗共通で1~2カ月ごとに開催される季節のフェアです。
ピーターパン石窯パン工房店
- 住所
- 千葉県船橋市海神3-24-14
- 電話
- 047-410-1021
- 営業時間
- 火曜、水曜、金曜 9:00~18:00、土曜、日曜、祝日 7:00~18:00
- 定休日
- 月曜、木曜 ※月曜のみ、祝日の場合は営業

お客様のワクワクをつくる、季節の新商品との出会い


取材時は「夏満喫フェア」の真っ最中で、入口正面のテーブルには人気の定番商品、その隣の惣菜パンのテーブルには、地元・千葉県産食材を使ったものや、暑い季節にこそ食べたくなるカレーパン、ピリ辛系のパンなど夏にぴったりの新商品やおすすめアイテムが盛りだくさん。
「フェアを行ういちばんの目的は、お客様に季節感とパンを選ぶときのワクワクする気持ちを感じていただくことです」と、商品開発を担当する荒井将志さんは語ります。
夏のフェアの後には、秋の味覚を楽しむ「秋穫祭(しゅうかくさい)」、さらにリンゴ、ハロウィーン、クリスマス、お正月、イチゴやチョコレート、桜やイースターと、1年を通して季節をテーマにしたフェアが続きます。フェアのタイミングに合わせて、7~8点もの新商品が投入されるため、店内のラインアップはがらりと変わり、お客様に変化を楽しんでいただけます。
夏の商品の一例をあげると、たこ焼きをそのまま大きくしたようなビジュアルの「たこ焼きパン」は、ソースと鰹節の香りが食欲をそそる遊び心のある一品です。ぶつ切りのタコとキャベツ、紅ショウガの具材、中のとろりとした食感までを忠実に再現。「枝豆おやき」は、旬の枝豆をたっぷり使い、醤油マヨとチーズを合わせて生地で包んだ、夏の定番人気商品です。今季からはトッピングの海苔を地元・千葉県産に変更しました。



「フェアに登場する季節限定のアイテムは、まったく新しく開発したものもあれば、毎年恒例のものも。毎年続いているものでも、素材や形、製法を変えたり、昨年の反省点なども踏まえて、すべてレシピを作り直し、ブラッシュアップしています」と荒井さん。
同店を代表するアイテム「元気印のメロンパン」をかわいいカメの形にした「元気カメロン」は、今シーズンは成形の仕方を見直し、よりつくりやすくしてロスを減らし、見た目のコロンとしたかわいらしさもバージョンアップしました。
新商品は、本部のフェア企画担当と荒井さんたち商品開発担当が18品ほどの候補を試作して商品化するものを決定。各店舗の担当者を集めた講習会を経て各店舗にて試作し、本部のチェックに合格して初めて売場に並びます。
また、フェア期間中は1週間ごとに各店の売上データを共有し、店舗間で競い合い、モチベーションアップにもつながっているとのこと。
「フェアの準備はパワーもいりますが、もっとおいしく、もっとつくりやすくを目指して、みんなで協力して取り組んでいます」(荒井さん)。
お店の記念日・“千産千消”・お客様参加でつくる商品の物語
同店の看板商品メロンパンが1日1店舗の販売個数で世界記録を突破した11月15日を記念して、毎月15日は「メロンパンの日」です。季節のフィリングをサンドした、スペシャルなメロンパンがこの日限りで登場します。7月はクリームチーズ入りのブルーベリーホイップをたっぷりサンド。また、「チョコチップメロンパン」は、この企画から生まれ、多くのお客様からの要望で復活・定番化したもの。フェア商品には、新しいものを試し、お客様の反応を見る、という役目もあるのです。



北海道産トウモロコシをふんだんに使った「炙り焼きとうもろこし」も、もとは昨夏のフェア限定商品でした。焼き上げた後、お客様の目の前でめんつゆをつけてバーナーであぶる演出と香ばしい香りで、全店でトウモロコシ1トンを消費するほどの大ヒットとなり、そのまま定番商品に昇格したのだそう。
「当店のキャッチフレーズ“焼きたて・揚げたて・作りたて”に、新しく“炙りたて”を加えた“4たて”になりました」と荒井さん。バンズにはちみつとチーズをのせてあぶった甘じょっぱい「炙りハニー」なども、この発想から生まれたアイテムです。
地元千葉県産の素材を使った、地産地消ならぬ「千産千消」も、お客様の心をつかむキーワードのひとつです。特に6月15日の「千葉県民の日」には、八街産のピーナツを使ったあんパンやメロンパンを限定販売して地元の特産品を応援します。旬の「白子玉ねぎ」を使ったバーガーなども大好評。九十九里産の「桜色たまご」は、クリームパンの自家製カスタードクリームなどに使われ、通年で人気の高いアイテムです。
お客様のアイデアをカタチにする「リクエストパン」は、同店ならではのユニークな企画です。七夕にちなんで7月に「こういうパンが食べたい!」というリクエストを募集し、11月から翌7月まで毎月1品を商品化していきます。7月は「マンゴーチーズクリーム」。花のようなカップ形の生地にマンゴージャムとチーズクリームを合わせ、冷やしてもおいしい夏の菓子パンです。
「ありがたいことに各店舗にすごい量のリクエストが寄せられました。昔食べたパンをもう一度食べたいという声や、アイデアをイラストで詳しく描いてくださる方も。1つ1つ目を通していくと、お客様からの提案は新商品開発にとても参考になりますし、毎月のリクエストパンとして店頭に並べるとお客様の反応もよいです」(荒井さん)。



このほかにも、春は「スタンプラリー」、秋には「ビンゴ」など、お客様参加型のイベントを開催。ビンゴカードには数字の代わりに「坊っちゃんかぼちゃ」や「お月見バーガー」など秋穫祭のおすすめ商品名が書かれ、購入してビンゴが揃うと賞品がもらえる仕組み。お客様が普段は選ばないアイテムに挑戦するきっかけになり、スタッフとのいろいろなコミュニケーションも生まれます。
「新しいフェアや商品を考えるには、自分の頭だけでは限界があります。他店のSNSは常にチェックし、家族やスタッフにも日ごろから情報収集してもらい、業者さんから新しい食材を提案してもらうなど、常にアンテナを張っています。製造以外のスタッフからのお客様目線に近い意見も、フェアの企画や商品づくりに生きてきます。また、ネーミングはとても大事で、女性スタッフがかわいい商品名を考えてくれることも。みんなで協力しあって、お客様がワクワクするフェアや季節の新商品をつくりあげていきたいです」(荒井さん)。
サンセリテ 向ヶ丘遊園サーカス
埼玉県狭山市と東京都世田谷区に5店舗を構える人気ベーカリーの「サンセリテ」。2025年10月にオープンした向ヶ丘遊園サーカス店は“サーカス”の楽しさやわくわく感をテーマにした店内に、オリジナリティあふれる90種類ほどのパンが並びます。店の中央には楽しげなワゴン、壁面にはサーカスにまつわるイラストが描かれ、お店そのものがフェアのような楽しい雰囲気です。
サンセリテ 向ヶ丘遊園サーカス
- 住所
- 神奈川県川崎市多摩区登戸2092-8
- 電話
- 044-874-0807
- 営業時間
- 8:00~19:00
- 定休日
- 火曜

1年分のカレンダーで、ほぼ毎日がフェア日和


同店のフェアやセールの取り組みで大きな特長は、1年分の日程があらかじめカレンダーに組まれていること。「毎月、さまざまなセールやフェアが開催されて、何もない日の方が少ないくらいです」と話すのは、代表取締役の髙田知明さんです。
以前は創業祭のような大きなイベントで半額金券をお渡しするなど、短期集中で行っていましたが、お客様が集まりすぎてしまい、準備の負担も大きくなってしまったそう。「そこでフェアの期間は1週間くらいの長めに。また、こまめにセールを行って値引率は控えめに設定することで、無理なくこなせるようにしました」(髙田さん)。
事前に1年分の日程を決めておくことで、お客様はいつも何かしらのお得感や楽しさが期待できます。ネットで検索すると、365日、ほぼ毎日何かしらの記念日となっていますから、そうした「○○の日」にちなんだり、旬の食材、お店のイチオシアイテムなどをテーマにして、こまめにセールを行い、おすすめアイテムのおいしさを広く知ってもらう狙いです。


取材時は、フランス独立記念日にちなんだセールで、お店自慢のバゲットやクロワッサン類に注目が集まるレイアウトに。また、バゲット生地を使ったセール対象商品を購入で、次回以降使える金券をサービスしています。
また、「土用丑の日」にちなんだセールでは、鰻に負けないくらいの夏の元気のもとになるフォカッチャサンドをラインアップ。自家製ローストビーフや原木から切りたての生ハムなどをたっぷりの野菜と一緒に自慢のフォカッチャではさんだサンドイッチの数々がセール対象になります。
「常連のお客様ほど、いつも決まった商品を購入される傾向がありますが、フェアやセールで、お客様の目線をいろいろなアイテムに向けてもらい、今日は新しいものも買ってみようか!と思っていただくきっかけになればと思っています。スタッフには、テーマに関わるもの、季節の素材を使った新商品づくりを促しています。既存のものでラインアップを組むこともありますが、常に考える機会を設けることが大事だと考えています」(髙田さん)。


フェアやセールを楽しく彩る造形パン。長時間熟成のパンのおいしさを伝えたい
毎年の夏休みにかけては動物パンを集めたフェアを実施。お子さんに楽しんでもらえるよう、毎年、さまざまな動物が登場します。全店舗共通でテーマだけを決めておき、どんなアイテムをどうつくるか、POP制作やSNS発信も含めて、セールやフェアの運用は各店の店長に一任されているそう。スタッフがイラストを描いたり、デザイン作成アプリを使ったりと、それぞれの得意分野を発揮して、お店ならではの楽しさをつくりあげています。
動物パンをはじめ、クリスマスにはサンタのパン、ひな祭りにはお内裏様のパンなど、かわいらしい造形パンは、季節を楽しく彩るアイテムの1つです。そのベースともなっているのが、30年以上続くユニークな定番アイテム「カップコロネ」です。ソフトなパン生地でカップ&ソーサー、スプーンをかたどって焼き上げ、カップの中にチョコクリームを詰めています。
「今でこそ飾りパンは製パン学校のカリキュラムにもあり、コンテストも開かれていますが、当時はあまり情報もなく、ドイツの本を参考につくりあげました。見た目のインパクトだけでなく、食べればチョココロネの間違いないおいしさ。手間はかかりますが、造形パンの基本が各店の店長クラスからスタッフたちへと伝わっていき、新しいものを生むきっかけになっていると思います」(髙田さん)。


毎週月曜日は看板商品の「天熟食パン」などをお得に購入できる「食パンday」です。食パンは、買った翌日以降に食べることも多いアイテムですから、定休日の火曜日にもサンセリテのパンをぜひ!というお店の想いが込められています。
7月後半の週末には「冷凍ザクトロの日」を実施。「ザクトロ」は、ブリオッシュ生地にアーモンドをまぶして焼き、自家製カスタードと生クリームをあわせたクリームをたっぷりあと詰めした人気のクリームパンです。「冷凍ザクトロ」は、つくりたての「ザクトロ」を急速冷凍することで、人気商品の品切れやロスを削減。半解凍にすればアイスクリーム感覚、オーブントースターで軽く温めれば、ザクッと香ばしく、中はひんやりトロリとした食感をいつでも楽しめます。冷凍ケースにはカルピスバターを使ったクリームたっぷりの「ミルクフランス」も並び、どちらもおうちでのストックや手土産として好評で、通販にも対応しています。



今後の展望について、髙田さんは次のように語ります。「これからは、新商品開発やフェア企画を専門に担当するスタッフも育てていきたいです。また、熟練の職人でも独立するのは厳しい状況になっているため、10坪程度の小さな店舗を複数展開することを考えています。当店のパンはすべて、麹菌・乳酸菌・酵母菌が共生している発酵種を使い、長時間熟成でおいしさを引き出しています。熟成に時間がかかることを逆手にとって、生地づくりはセントラル工場に集約することで、各店舗への配送の時間を熟成の時間として活用できます。多くのスタッフに店長を経験してもらい、将来的にはスタッフに店舗を譲渡して独立してもらうこともできます。生地そのものがおいしい当店のパン、より広くたくさんの方に知っていただきたいと願っています」。
季節のフルーツを主役にした看板アイテム、フェアを通して、お店のおすすめ商品をより多くの方に知ってもらい、新商品を新たなヒット商品へとつなげる試みなど、3店舗それぞれに季節のアイテムやフェアを活用し、お客様の心をとらえる商品づくり、売り場づくりに取り組まれていました。皆様のお店でも参考にされてみてはいかがでしょうか。
※店舗情報及び商品価格は取材時点(2026年07月)のものです。最新の店舗情報は、別途店舗のHP等でご確認ください。
