「第10回ニッポン全国ご当地 おやつランキング」の結果が11月24日、発表された。

　池袋のサンシャインシティ（豊島区東池袋3）で11月22日～24日に行われた「ニッポン全国物産展2019」の一環。各都道府県から選ばれた47品の「ご当地おやつ」の中から、会期中の来場者の投票で「日本で一番おいしいご当地おやつ」を決定する。

　今年は沖縄代表のコルネとサンドの店「pippi」（宜野湾市）の「おきなわ生コルネ」がグランプリに選ばれた。同商品は、パイ生地を筒状に焼き上げた焼きコルネの中に沖縄産フルーツをベースにしたクリームを入れたオリジナルスイーツ。

　準グランプリは岐阜代表「明宝ジェラート（郡上市）が販売し、岐阜県の栗と飛騨牛乳「ふるさとミルク」の「和栗ジェラート」。3位には、富山代表の「丸米製菓」（南砺市）の富山のもち米のみで作られたあられをぜんざいで食べる「冷やしあられぜんざい」が選ばれた。

　グランプリの「pippi」代表の宮國恵将さんは「当店のコルネは3年前に県の産業祭りの特産品コンテストで2番目の評価となる県連会長賞を受賞したが、常に生地・クリームの改良を重ねている。現在フレーバーは約20種あり、今回のコンテストでは『宮古島雪塩キャラメル』のフレーバーでエントリーし、その味を来場者の皆さまにご評価いただいた。キャラメルに宮古島の特産品であるミネラル豊富なパウダー状の『雪塩』を混ぜた甘じょっぱい味わいのクリームでキャラメルの甘さが引き立つ商品です」とコメントしている。

　「おきなわ生コルネ」の価格は、1個（45グラム）＝259円。
（池袋経済新聞）

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