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最近外食産業で“ファストカジュアル”という業態が注目を浴びている。ファーストフードとカジュアルレストランの中間ということで“ファストカジュアル”と呼ばれており、アメリカで人気の業態である。『早い、安い』のファーストフードが飽きられ、『早い、美味しい、健康的、居心地のよい』ファストカジュアルが台頭している。日本ではモスバーガーがファストカジュアルへの本格参入を宣言、また中華でもファストカジュアルが出現している。そこで今回は日本のファストカジュアルの現状をレポートした。 | ||
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ファストカジュアルとは90年代の後半から米国で広がった飲食店のスタイルで、ファーストフードとカジュアルレストランの中間的存在。『早い、安い』だけのファーストフードではなく、手作り感や健康志向、居心地のよさなどを前面に謳っている。ファストだけに、料理の提供時間は5分以内、落ち着いた内装などで個性を打ち出している。ファストカジュアル店の特徴としては
(1) 料理の提供が5分前後
(2) ヘルシー・素材へのこだわり
(3) キッチンで店内手づくり
(4) テイクアウト比率が高く中食的な役割も担う
(5) ランチだけでなくディナーにも対応
などが挙げられている。
米国では単身者や子供がいないディンクスの支持率が高く、代表的な店としてはチキンを中心とした「ボストンマーケット」、メキシコ料理の「バハフレッシュ」、ハンバーガーの「ファッドラッカー」などが挙げられる。日本ではモスバーガーがファストカジュアルに転換を宣言、また中華でもファストカジュアルの業態が出現、展開を加速化させる傾向にある。