創・食おいしいニュース
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「パティスリー キハチ」が洋×和スイーツ「どらクリームサンド」−伊勢丹新宿店限定
伊勢丹新宿店本館地下1階の「パティスリー キハチ」で現在、「どらクリームサンド」が販売されている。
同品は、和菓子の「どら焼き」を洋風に仕上げた新商品。「生地をパンケーキのように仕上げたい」とパティシエが考案したどら焼きの生地で、カスタードクリームや生クリームと餡(あん)などをサンドした洋風×和風のコラボスイーツ。もちもち、しっとりした食感の生地は「パンケーキそのもの」と好評で、新しい「手土産スイーツ」として人気を集めているという。
1992年の創業当初より、抹茶やゴマなどの日本素材を洋菓子に取り入れてきた同ブランドでは、あらためて日本の「素材」「伝統」「製法」の良さを見つめ直し、パティシエの技を加えて同品を開発。日本の良さを生かした「新しい手土産スイーツ」として今月上旬、伊勢丹新宿店限定のオリジナルスイーツとして打ち出した。同品のほか、生地にこだわった「パティシエがつくるカステラ」(648円)など全部で4種類15品を展開する。
丹波産大納言の粒あんをサンドした「小倉」(216円)と、しょうゆからできた塩を使ったキャラメルソースをサンドし、ローストしたクルミを食感のアクセントに加えた「塩キャラメル」(260円)の2種類を定番として販売。来年1月末まで販売する期間限定品として、和栗のペーストを混ぜた白あんと熊本県産の渋皮栗甘露煮をサンドした「栗」(260円)も販売。
「ダックバターサンド」は那須御養卵、シチリア産アーモンドを使って焼き上げたダックワーズ生地になめらかなバタークリームをサンドした焼き菓子。バタークリームは、バターの深いコクと香りを生かしながら口溶けの良さを目指したという。味わいは3種類を展開。栗とヘーゼルナッツ、アーモンドペーストを混ぜ込んだバタークリームと、渋皮付きの和栗をサンドした「栗」(292円)、宇治白川の渋みが少なくまろやかな抹茶を使ったバタークリームと、丹波産の大納言かのこ豆をサンドした「抹茶」(260円)、自家製キャラメルとローストアーモンドペーストを混ぜたバタークリームをサンドした「キャラメル」(260円)。
「スフレラスク」は、同ブランドの看板スイーツ「キハチトライフルロール®」に使うスフレ生地をラスクに仕上げた焼き菓子。さっくりとしたソフトな食感が特徴で、味わいは8種類。芳醇(ほうじゅん)な「バター」をはじめ、「アールグレイ」、香りと辛みの「チーズ黒胡椒」、香ばしい風味の「バター醤油(しょうゆ)」、コクとさわやかな香りの「八丁味噌と山椒(さんしょう)」、京都産抹茶「瑞鳳」の豊かな香りを生かした「抹茶」、さわやかな甘酸っぱさの「木苺(いちご)」(各324円)。詰め合わせ用として、伊勢丹のタータン「マクミラン/イセタン」のデザインボックス(箱代:SSサイズ=3個用=108円、Sサイズ=6個用=216円)2種類も用意する。
「近ごろ話題を集めている『ハイブリッドスイーツ』として、職場への差し入れや手軽なギフト、ちょっとした贈り物、お持たせ、帰省土産、クリスマスギフトなど、さまざまな用途にご利用いただければ」(同ブランドプレス担当者)。
(デパチカドットコム)