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2014年10月16日[東京]

日本橋三越本店、クリスマスケーキ&ディナー予約受け付け開始

日本橋三越本店、クリスマスケーキ&ディナー予約受け付け開始

 日本橋三越本店は現在、「2014年 日本橋三越のクリスマスケーキ&ディナー」の予約を受け付けている。

 王道のショートケーキタイプや昨年好評だった大型ケーキなど、定番ブランドで親子三代が一緒に楽しめる昔ながらのショートケーキに予約が集まる同店。今年のクリスマステーマは、「懐かしさの積み重ねが新しいものを生み出す」ことから「懐かしい未来」。

 今年のカタログに65種類のケーキが登場する中、「アイス好き」に向けたチャレンジ商品として今年新しく打ち出すのが「アントルメグラッセ(=アイスケーキ)」。中でも注目は、百貨店初登場の、表参道にあるアントルメグラッセ・生グラス(生アイス)専門店「グラッシェル」が販売する、同店限定「ボノムドネージュ」(直径約11センチ=7,560円、限定100点)。帽子をかぶった雪だるまのアイスケーキで、センガセンガナ種のイチゴのコンポートとマダガスカル産バニラのマーブルアイスクリームをマスカルポーネシャーベットで覆った。三越伊勢丹限定の真っ赤な「ノエルサパンルージュ」(直径約15センチ=8,640円、限定100点)も販売する。

 パティシエの特徴・強みを前面に打ち出したケーキでは、パリの伝統あるチョコレートブランド「ドゥボーヴ・エ・ガレ」とウエディングケーキを手掛ける「アニバーサリー」本橋雅人シェフがコラボした同店限定ケーキは「マリーアントワネットのケーキ」(直径約15センチ=8,640円、限定30点)。マリーアントワネットをイメージし、「ドゥボーヴ・エ・ガレ」のチョコレートケーキの上に本橋シェフならではの繊細な仕上がりのピンクのリボンをあしらった女性向けのチョコレートケーキが登場。

 「今年はケーキの側面にまでデコレーションし、華やかに仕上げた」という人気の高いショートケーキも大きさ、価格、デコレーションなどバリエーション豊かに展開する。注目は、「ホテルニューオータニ パティスリーSATSUKI」が販売する同店限定「スーパークリスマスショートケーキ」(直径約21センチ=1万2,960円、限定100点)。黒蜜のスポンジ生地と和三盆を使ったきめ細かくなめらかな口溶け生クリーム、蜂蜜でマリネしたスライスイチゴのショートケーキに、福岡県産「あまおう」をたっぷりデコレーションした。

 ショートケーキのバリエーションとして、フランス人ジュエリーデザイナーのデザインを基にパティシエがケーキに仕上げたのが「マドモアゼル C(セ)」が販売する同店限定「Take my heart(テークマイハート)〜2014〜」(約21×22×10センチ=1万2,960円、限定20点)。イチゴショートケーキをベースに、やわらかい花びらをプラチョコで仕上げたハート形のケーキ。

 クリスマスギフトとして、また東京のおいしいケーキでクリスマスをという要望から作りたてをそのまま冷凍し配送するフリージングケーキ(冷凍ケーキ)も需要が高まる。今年は「フレデリック・カッセル」「アニバーサリー」といった三越伊勢丹限定ケーキをはじめ、カタログ掲載の6種類のほか、ウェブにも多数掲載。またディナーやオードブル商品も充実の品ぞろえで展開する。

 クリスマスイベントに欠かせないケーキやディナー商品だが、「ベーシックで安心感がありながらも、大量生産には無い、百貨店ならではのクリスマスケーキを求め、毎年順調に予約いただいている」と同店食品統括部の秋山勇志マネジャー。「今回は素材やデザインなどこだわりを随所にちりばめ、単なるクリスマスアイテムとしてだけでなく、思い出に残る、その思い出をより印象深くさせるような『コト』を提案できるケーキを取りそろえたので多くのお客さまにご利用いただきたい」とも。

 11月5日(水)以降はWeb限定のクリスマスケーキが登場する予定。

(デパチカドットコム)

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