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2022年05月23日[東京]

八王子で「日本一小規模なパンまつり」 1坪ショップで6日間

八王子で「日本一小規模なパンまつり」 1坪ショップで6日間

 日替わりでさまざまなパン店が出店する「帰ってきた八王子一坪パンまつり」が5月26日、八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」(八王子市中町)で始まる。

 同イベントは「日本一小規模なパンの祭典」をうたい、2017(平成29)年から行われている。今回で8回目。「はちチャレ」はドン・キホーテ八王子駅前店前に位置する1坪のチャレンジショップで、6日間の開催期間中、日替わりでパン店が販売を行う。

 今回は、26日=森のこびと(谷野町)、27日=「Deep Forest 高尾店」(東浅川町)、29日=出張型コーヒースタンド「Cristopher's Coffee(クリストファーズ・コーヒー)」と「くわぱん」、31日=「Yショップ ippuku」(旭町)がそれぞれ日替わりで出店する。28日・30日について、イベントを手がける賀澤志帆さんは「当日のお楽しみに」とアピールする。

 イベントを支援するスポンサーから集めた協賛金の一部を使ってパンを購入し、社会福祉団体に寄付する取り組みなども行っている。

 今月3日~5日に八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で行われた「八王子古本まつり」に合わせ、中町公園の近くに設けられたテントブースで「八王子一坪じゃないパンまつり」を開催した。各日パン店が出店し盛り上げた。「多い日で800~900個のパンが売れた。全日完売だった」と賀澤さん。

 今回の「パンまつり」はコロナ禍を受け、「はちチャレ」での約2年半ぶり開催となることから、タイトルに「帰ってきた」と入れた。「『一坪パンまつり』というブランドも5年の中でできあがってきた。出店する方が『一坪パンまつり』を自分事として考えてくれる姿勢もすごくありがたい」と賀澤さん。

 「久しぶりなので、本当に『帰ってきた』感がある。『一坪パンまつり』はパン屋さんの魅力を伝えるためにやっているツール。それぞれの店の販売促進につなげるため、『一坪パンまつり』というブランドの価値を上げていくのが私の役割。初めての人にも来てほしい」と意気込む。

 開催時間は各日10時~商品なくなり次第。
(八王子経済新聞)

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