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2019年11月01日[東京]

松屋銀座で創業150年記念「松屋の文化祭」-スイーツなど記念限定品続々

松屋銀座で創業150年記念「松屋の文化祭」-スイーツなど記念限定品続々

 2019(令和元)年11月3日(日・祝)に創業150周年を迎える松屋は同2日(土)~4日(月・振休)の3日間、松屋銀座で「創業150周年記念 GINZA ANNIVERSARY ~松屋の文化祭~」を開催する。

 「百貨店『松屋』の楽しさを感じてほしい」と期間中、気軽に楽しめるイベント企画や多彩な限定商品を全館挙げて用意する。地下1階食品売り場では創業150周年記念商品として、「松屋」「銀座」にちなんだ商品や松屋限定の特別品を展開。

 「150周年スイーツ」では、栗菓子の代表「栗きんとん」を展開する岐阜・中津川の和菓子店「松月堂」は、「松屋」をイメージした「松」や「銀座」をイメージした「柳」をモチーフに、優しい口どけの「さぬき和三盆糖」を使い、白と緑でまとめた干菓子の詰め合わせ「松壽(しょうじゅ)」(1,944円/2020年8月31日までの予定)を販売する。

 「足立音衛門」は、「1キロ=約1万円」という希少な「銀座はちみつ」と和三盆糖、発酵バター、国産栗を使って焼き上げた「銀座はちみつ使用 和栗のケーキ」(3,291円/2020年8月31日まで))を販売。パッケージには、1925(大正14)年松屋銀座開店時の包装紙をモチーフとして特別に採用した。

 「黒船」は北海道十勝産の餡(あん)を、岩手県産卵を使ったしっとりフワフワの「黒船カステラ」でサンドした、懐かしいシベリア風の「松屋創業150年記念 キャステリア」(486円)を、「まめや金澤萬久」は「型抜きバウム」シリーズをアレンジし、「銀座はちみつ」を使って優しい甘さと豊かな香りに仕上げた「銀座はちみつパンダバウム」(648円、限定9000個で無くなり次第終了)を販売する。

 六本木・飯倉片町「キャンティ」は、旬の栗を加えた「マロンパリブレスト」(直径15センチ=1,944円)を、「OSUYA GINZA」は今年採蜜した「銀座はちみつ」を使った「飲む酢・デザートビネガー・銀座はちみつ」(250ミリリットル=1万800円、限定30点で無くなり次第終了)を販売。

 「ブレッドストーリー」は生クリームや卵を使わず、国産小麦の香りを生かし、自社農園で栽培したライ麦を使った自家製発酵種で発酵させしっとりと焼き上げた「角食100」(1本1,080円、毎日限定10本)を販売する。

 酒売り場では、松屋の創業家の出身地「山梨」にちなみ、150周年記念ラベルをエチケットにした「南アルプスワインアンドビバレッジ」の赤白ワイン、「井出醸造店」の日本酒をそれぞれ2本セットで用意する。

 食品催場では文化祭の模擬店をイメージした「模擬店ストリート」を実施し、手軽に楽しめるグルメを販売。松屋と同じく創業150周年を迎えた「銀座木村家」とコラボした松屋銀座限定「酒種コッペパン 各種」(432円)をはじめ、「千駄木腰塚」のカレーライスや串グルメ、「サンミ高松」の唐揚げ、百貨店初登場「築地果汁創作所」のカットフルーツ、「ハワイアンホースト」のソフトクリームなどを取りそろえる。

 「ギンザスイート」では、「清月堂」「一福百果・清光堂」「塩瀬総本家」「大角玉屋」「俵屋吉富」など17店舗の大福がそろう「大福祭」と、「アンジェリーナ」「アンビグラム」「トレカルム」など7店舗のモンブランがそろう「モンブラン祭」を実施。それぞれ「食べ比べ」が楽しめる。

 1階「スペース・オブ・ギンザ」には、シャンパン「モエ アンペリアル」の誕生150周年と松屋創業150周年を記念したアニバーサリーポップアップショップが登場。限定ボトルを販売するほか、購入したシャンパンにメッセージを入れるサービスも行う。

 創業日に当たる同3日(日・祝)10時から1階正面口で、「銀座木村家」特製「150周年記念あんぱん」を先着150人に進呈し、「金沢福光屋」が先着100人に祝い酒を振る舞う。文化祭は今月4日(月・振休)までだが、商品によって販売期間は異なる。
(デパチカドットコム)

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