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2013年05月15日[広島]

広島の汁なし担々麺「國松」が2号店−アルパークに出店

広島の汁なし担々麺「國松」が2号店−アルパークに出店

 汁なし担々麺専門店「國松(くにまつ)」(広島市中区八丁堀)を運営する「ななもフーズ」(同)が広島市郊外の大型SC「アルパーク」(広島市西区草津新町2)東棟1階に2号店となる「國松Express(エクスプレス)」(TEL 082-501-1458)をオープンして2カ月が過ぎた。

 國松は2009年、ビジネス街に近い広島・八丁堀にオープン。店舗面積は約23坪。テーブルとカウンター計23席をそろえる。主力の汁なし担々麺は提供までのスピードが約2分。「周辺で働く人の食堂」(同社の松崎司社長)とし てランチタイムを中心ににぎわう。

 2号店は施設からの要請を受けて出店。店舗面積は約11坪。カウンター7席のみで構成し、店長1人で切り盛りする。メニューは、「汁なし担坦麺Excella(エクセラ)」(600円)、辛さをゼロにしたという「汁なし担坦麺ZERO II(ゼロツー)」(450円)、ライス、温泉卵(以上50円)。本店で提供するメニューから厳選した。

 「エクセラ」の辛さは、「本店で提供する一番バランスのいい『2辛』」と松崎さん。卓上にラー油やサンショウをそろえ、個々に辛さを調整できる。ファミリー客が多い商業施設内の出店に合わせて新しく考案したのは、辛さゼロの「ゼロツー」。関東の油そばをイメージしながら、ラー油とサンショウを抜いた。味にメリハリがなくなるため、「甘味を出すのに苦労した」という。客単価は650円。2号店ではFC展開や県外進出も視野に入れ、オペレーションの強化を図る。

 営業時間は、ランチ=11時〜15時、ディナー=17時〜20時。火曜定休。

(広島経済新聞)

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