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2018年08月15日[東京]

池袋東武で「沖縄展」「台湾フェア」同時開催-ご当地グルメ&クールスイーツなど

池袋東武で「沖縄展」「台湾フェア」同時開催-ご当地グルメ&クールスイーツなど

 東武百貨店池袋本店8階催事場で8月16日(木)より、猛暑にむけ「さっぱり・ひんやり」な沖縄グルメなどを集めた「島の恵み、あふれる。沖縄展」が開催され、今回初となる「台湾フェア」も同時に開く。

 3回目となる「沖縄展」には約50店舗が出店。伝統的な味の沖縄そばや個性的な味わいの沖縄そばをイートインで楽しめるようにするほか、独自に進化し続ける沖縄コーヒー、沖縄素材を使ったスイーツなどを取りそろえる。ジェラートや泡盛、沖縄コーヒーなどのトークイベントも。

 1905(明治38)年創業の老舗そば店「きしもと食堂」が初出店。「お食事処」では、まきを焼いた後に残る灰を水に溶かし、その上澄みを使うという昔ながらの製法で作り上げた香ばしい香りと独特のコシが特徴の木灰そばに、濃厚なかつおだしのしょうゆスープを合わせ、ほどけるほど柔らかい豚のバラ肉とかまぼこをトッピングした「きしもとそば」(886円)を提供する。

 国際通りの居酒屋「うちなーだいにんぐ じなんぼう」も初出店。イートインでは、モズクを練り込んだ、緑がかった色とモチモチした食感が特徴の沖縄そばに海ぶどうとモズクを添え、沖縄産シークヮーサーを絞り、爽やかなめんつゆで食べる「冷やしもずくそば」(981円)を提供する。
 
 近年沖縄では、こだわりの焙煎(ばいせん)士が多く、おいしいコーヒーショップが増え、コーヒー豆の栽培など「コーヒーを沖縄農業の新しい柱に」と取り組みも進んでいるという。会場ではそうした「沖縄コーヒー」に焦点を当て、沖縄在住の編集者、セソコ マサユキさんが選んだコーヒーを紹介する。

 昨年行われた焙煎技術を競う大会「ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ(JCRC)」で日本チャンピオンに輝いた仲村良行さんが店主の「豆ポレポレ」が初登場。イートインでは、豆の個性を引き出した「ホットコーヒー/アイスコーヒー」(各1杯601円)を提供するほか、「エチオピア ブラザーズ ブランド(ETHIOPIAN BROTHERS BLAND)」(豆、200グラム=1,701円)や、「豆ポレポレのオーレのもっと」(600ミリリットル=1,451円)を販売する。

 初登場「ヤマダ コーヒー オキナワ(YAMADA COFFEE OKINAWA)」が個性的な豆を販売するほか、那覇・首里「食堂黒猫」や栄町の市場にある「コーヒーポトホト(COFFEE potohoto)」が東武初出品の豆を販売。老舗コーヒー豆専門店「沖縄セラードコーヒー」も登場する。

 沖縄素材のクールスイーツでは、アジアのジェラート界をけん引する世界ジェラート大使を務める柴野大造さんと、「2017ジェラート世界大会」で自由部門2位を獲得した沖縄出身の米盛勝也さんによる「やんばるジェラート」が初登場。今帰仁スイカの果汁のみの「今帰仁スイカ」(401円)をはじめ、「沖縄産マンゴー」「パイン・セロリ・リンゴ」(各501円)を実演販売。

 天然酵母の食パン専門店「イッペコッペ(ippe coppe)」の庭に夏季限定でオープンする「喫茶ニワトリ」はほろ苦い抹茶シロップとミルクの甘みが特徴のかき氷「桑の葉抹茶とみるくぜんざい」(901円)を実演販売する。

 ほかにも、「那覇ステーキ」の熟成肉を使ったステーキセットや、「オハコルテ」のフルーツタルト、ビーントゥーバーチョコレート専門店「タイムレスチョコレート(TIMELESS CHOCOLATE)」のチョコレートなども見逃せない。

 今回が初開催となる「おいしいたのしい 台湾フェア」には、台湾グルメを中心に約10店舗が登場。

 見た目はフワフワ・プルプルで、味は甘さ控えめながら濃厚な卵の風味が感じられる大型サイズの「新カステラ プレーン」(新カステラ/1個781円、数量限定)と、台湾屋台の定番で、人の顔ほどあるという大きな鶏ムネ肉の空揚げ「チーパイ(鶏排)」(台湾料理 光春/1枚756円、各日200点販売予定)は注目。

 「ICE MONSTER」のかき氷や、「KIKICHA TOKYO」の台湾茶を使ったタピオカミルクティー、台湾屋台の定番「麺線」などもお目見えする。

 会期は、いずれも今月21日(火)まで(最終日は18時閉場)。
(デパチカドットコム)

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