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2013年06月07日[愛媛]

松山の石焼き麺専門店が「冷たい石ヤキ麺」−冷やした石食器で

松山の石焼き麺専門店が「冷たい石ヤキ麺」−冷やした石食器で

 松山・姫原の「石ヤキ製麺所」(松山市姫原2、TEL 089-922-5355)は5月13日から、期間限定で冷凍した石食器に麺を入れて提供する「冷たい石ヤキ麺」を提供している。

 同店は今年3月にオープンした。最低200度から250度で加熱した石食器にスープを入れず麺のみで提供するスタイル。盛岡冷麺粉を使ったコシのある自家製麺を使用する。店長は「ラーメンというより焼きそばに近い。石食器を使って提供するところは他になかったので、珍しがられることが多い」と話す。

 「冷たい石ヤキ麺」はマイナス20度の冷凍庫で1時間半以上器だけを冷やし、水にさらした麺を入れて温泉卵を載せる。石食器に冷やされて、通常の「石ヤキ麺」よりコシのある麺に仕上がるという。1玉150グラム。価格は409円。大盛り(2玉)はプラス50円。

 「石食器は保温性に優れているので、麺を冷やさなくても冷えた石食器だけの温度で十分冷たい麺になる」と店長。「『ラーメン』や『焼きそば』ではなく、新ジャンルとして『石ヤキ麺』を広めていきたい」とも。

 営業時間は11時〜15時、17時30分〜22時。火曜定休。

(松山経済新聞)

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