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2017年09月20日[東京]

神田でトークイベント「パンとビールと、発酵。」 鳥取と栃木の店主が主催

神田でトークイベント「パンとビールと、発酵。」 鳥取と栃木の店主が主催

 神田のキッチン付きレンタルスペース「MID STAND TOKYO」(千代田区神田美土代町3)で10月9日、鳥取のパン店「タルマーリー」と栃木のクラフトビールメーカー「プレストンエールブルワリー」による、トークライブ&クラフトビール飲み比べイベント「パンとビールと、発酵」が開催される。

 タルマーリーは鳥取県八頭郡智頭町にある手作りパン店で、店主の渡邉さんはパン職人の目線から資本主義の問題点を指摘した「田舎のパン店が見つけた『腐る経済』」(講談社)の著者でもある。同店では純粋培養のイーストは使わず、古民家にすむ野生酵母を使ったパンとクラフトビールを販売している。

 プレストンエールブルワリーは栃木県河内郡上三川町の大型ホームセンター(ジョイフル本田)の中にビール工房があり、イギリスの伝統的なビール「エール」の醸造法で、クラフトビールである「プレストンエール」を製造。WBA(WORLD BEER AWARDS)で何度も世界一に輝いた実績がある。醸造長の梶山さんはパン加工メーカー勤務を経て、同社に転職した経歴を持つ。

 同イベントは、渡邉さんと梶山さんによるトークライブイベントで、2人の共通分野である「パン」「ビール」そして「発酵」についての話を展開予定。ライブ後の懇親会では、2社のクラフトビール6種類が飲み比べできる。

 「パンとビールは姿形が違えど『ビールは液体のパンである』といわれるほど、とても近い存在であることを伝えたい。ビールもたっぷり味わってもらえるよう各社30リットルずつ用意し、ビールと相性の良いタルマーリーのパンを提供する予定」と2人は話す。

 開催時間は18時〜20時。ビールと軽食付きで、参加費は4,000円。定員は40人程度。参加申し込みは特設フォームで受け付ける。ビールは在庫が無くなり次第終了となる。
(神田経済新聞)

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