創・食おいしいニュース

「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。

2013年06月19日[海外]

バンクーバーにも話題のクロワッサン・ドーナツ登場−「Frissant」連日売り切れに

バンクーバーにも話題のクロワッサン・ドーナツ登場−「Frissant」連日売り切れに

 バンクーバーのヨーロッパスタイル・ベーカリー「Swiss Bakery」(143 East 3 rd Ave. Vancouver TEL 604-736-8785)がクロワッサンとドーナツのハイブリッドスイーツ「Frissant」の販売を開始、連日開店数時間後には売り切れとなるほど話題を呼んでいる。

 「Frissant」はバターを多めに含んだクロワッサン生地をドーナツの様に揚げ砂糖をトッピングしたもので、クロワッサンの食感とドーナツの風味が味わえる新スイーツ。5月にニューヨークのベーカリーが販売を開始して以来、瞬く間に世界中で話題となった「クロナッツ」を参考にして作られた。

 同ベーカリー、マネジャーのAnnette Siuさんは「ニューヨークの『クロナッツ』の話題を聞いて自分でも食べてみたかったし、常連客からも作ってほしいという要望があった。ドーナツもクロワッサンも毎日焼いているので、それでは作ってみようと」と販売開始のきっかけを話す。

 レシピはネットで検索しながら独自に開発。「クロワッサンのさくさくとした食感を残しながらドーナツのおいしさを出すために、バターの量やクリームの量を変えるなど10ほどのレシピを試した結果、現在の商品に落ち着いた」(Siuさん)。

 Siuさんは「販売開始以来、開店3時間後くらいまでには70個が売り切れてしまう。バンクーバーでもやっと食べられると言って喜んでもらえるのがうれしい」と笑顔を見せる。

 「Frissant」は1個4カナダドル。バニラビーン・クリームとチョコレートカスタード・クリームの2種類を用意する。

 営業時間は、月曜〜金曜=7時〜18時、土曜=8時〜17時。日曜定休。

(バンクーバー経済新聞)

戻る