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2013年06月25日[神奈川]

京急百貨店で「富士山周辺のうまいもの会」−富士山のメロンパンなど

京急百貨店で「富士山周辺のうまいもの会」−富士山のメロンパンなど

 京急百貨店の地下1階食品催事場で6月27日(木)、「富士山周辺のうまいもの会」が始まる。

 今月22日、富士山と静岡県の三保松原を含めた形で世界文化遺産として正式登録されたお祝いムードの中行われる同催事は、7月1日の山開きに合わせて毎年開いているもの。4回目となる今回は、富士山にちなんだスイーツをはじめ、周辺地域の静岡県を中心に話題の味や地元で愛されている味などを展開する。出展店舗数は24店。

 注目は、同29日(土)13時から一日限りで販売するという、冠雪にはホワイトチョコレートを使い富士山を表現した「富士山の雪化粧メロンパン」(1個210円、限定150点)。静岡のエスパルスドリームプラザ内にある、スイス・ヒーシュタント社の生地を使って焼きたてにこだわる初登場の「みなとぱん」が手掛ける。

 地元では毎日短時間で売り切れてしまうという富士川名物「富士川の小まんぢゅう」(53個入り=651円、限定100点)も29日(土)13時から販売。1912(大正元)年創業の富士市「松風堂」が手掛ける、皮は薄く粒餡(つぶあん)がぎっしりの一口サイズのまんじゅうだ。

 1949(昭和24)年創業の、無添加・保存料なしの伊豆・伊東の干物を製造販売する伊東「山六(やまろく)ひもの店」も初登場。脂がのった肉厚なサバを使い、香ばしい山六秘伝のタレで仕上げた一番人気の「とろさば味醂」と、塩干ししたシンプルな定番の「とろさば塩」(各2切れ=601円)を販売する。

 27日(木)・28日(金)の2日間限定で、各日15時より販売するのが伊豆の国の洋菓子店「冨久家エマーユ」の「トロピカルパイン」(1,501円、各日限定30点、1人1点限り)。アーモンドとココナツで焼き上げた生地に角切りのフレッシュパイナップルを入れたパイナップルムースを重ねた爽やかスイーツを販売する。

 ほかにも、山梨県からは「甲州かつサンド」(北杜/駅弁の丸政)の実演販売をはじめ、「八ヶ岳のメープルパン」(韮崎/コーナーポケット)、旬の「朝もぎトウモロコシ」(笛吹/やまなし屋)などが登場。

 併せて食品売り場でも富士山周辺グルメを取り扱う。和洋酒売り場では、静岡県の港町、清水にある蔵元「三和酒造」から銘酒「臥龍梅」の数々を、諸国銘菓売り場では山梨名物「桔梗信玄餅」(桔梗屋)を、セルフマーケット鮮魚売り場では静岡産ウナギなどを販売し、世界遺産登録を盛り上げる。

 催事の会期は7月3日(水)まで。

(デパチカドットコム)

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