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松本・県の「ファンタスト」8年ぶり販売再開 シフォン・ロ-ルケ-キ専門店として

松本・県の「ファンタスト洋菓子店」(松本市県1、TEL 0263-33-7545)が1月16日、リニュ-アルオ-プンした。
30年ほど前、洋菓子とパンの製造販売としてオ-プンした同店。2009年ごろからタルト台の卸販売に専念していたが、ロ-ルケ-キとシフォンケ-キ専門店として販売を再開した。店内にはテ-ブル、カウンタ-合わせて12席のイ-トインスペ-スを設け、コ-ヒ-、紅茶、緑茶(以上100円)の提供も行う。
ショ-ケ-スには、常時20種類ほどのケ-キが並ぶ。ロ-ルケ-キは「生クリ-ムロ-ル」(140円)や「コ-ヒ-ロ-ル」(180円)のほか、イチゴが入った「苺(いちご)ロ-ル」(220円)なども。「ロ-ルケ-キは30年間、ずっと作り続けている。今回、新たに商品も追加した」と代表社員の浅村忠彦さん。
シフォンケ-キは、プレ-ン(120円)をはじめ、チョコレ-トや抹茶、かぼちゃ(以上160円)など素材を生地に練り込んだものや、小豆を挟んだ「きなこあずきシフォン」(180円)も。サンドイッチ感覚で食べられる「デリシフォン」は、バジルとオリ-ブオイルを練り込み、トマトとクリ-ムチ-ズを挟んだ「バジルのシフォン」(300円)や「ポテトと粒マスタ-ドのシフォン」(250円)などを用意する。ほかに、「ほうれん草のキッシュ」(1カット=200円、1ホ-ル=1,800円)も。
昨夏、卸先業者が自社製造を行うことになり、ほかの取引先を探したが難航。浅村さんがスタッフに店頭販売の再開とイ-トインスペ-スの設置を持ち掛けると、皆、快諾してくれたという。12月ごろからこれまで作り続けていたものをベ-スに、新たな味や、タルト台の技術を生かしたキッシュ作りなど試作を重ね、準備を進めてきた。
同店があるのは、以前「清水銀座」として商店が立ち並んでいた一角。浅村さんの祖父が始めたときは駄菓子が中心だったが、浅村さんが地元や東京で洋菓子とパンの経験を積み、後を継いだ。当時を知っている人は「懐かしい」、近くの高校を卒業した人は「おじさん、元気?」と声を掛けてくるという。「飽きのこない味、買いやすい価格帯にしたかった」と浅村さん。「私たちは『地域の店』。子どもも大人も気軽に立ち寄ってもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は9時30分〜19時。月2回月曜定休。
(松本経済新聞)