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2016年10月28日[東京]

駒沢「東京ラ-メンショ-」始まる 初日は札幌・京都・新潟が人気

駒沢「東京ラ-メンショ-」始まる 初日は札幌・京都・新潟が人気

 駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で10月27日、日本全国のご当地・有名ラ-メンが一堂に集まるラ-メンイベント「東京ラ-メンショ-2016」が今年も始まった。

 「第1幕(11月1日まで)」「第2幕(同2日〜6日)」の2部構成で、「ここだけでしか食べられない」ご当地ラ-メンや有名店主によるスペシャルコラボラ-メンなど計38種類を提供する同イベント。初日となった同日は、平日にもかかわらずランチタイム前後から来場者が増え始め、中には外国人観光客の姿も見られた。

 初日時点で人気を集めていたラ-メンは、札幌みその「札幌 濃厚伊勢海老味噌」、ら-めんキラメキノトリ「京都鶏白湯」、新潟拉麺協同組合 燕背脂伝承委員会「煮干し薫る『燕背脂煮干し中華そば・改』」。

 その中で、同イベント初参加の「ら-めんキラメキノトリ」(京都市)が提供する「京都鶏白湯」は、鶏を長時間煮込んで白濁させた濃厚なス-プが特徴。同店を手掛けるアクトマン(同)の久保田雅彦社長は「私たちはス-プの取り方が下手なんですよ」と笑う。通常のラ-メン店であれば200〜300杯のス-プが取れる寸胴鍋を使っているが、同店の鶏白湯は120杯しか取れないという。「鶏だけを長時間、丁寧に煮詰めることで出来上がる『鶏密度』の高いス-プが自慢だが、東京の皆さんにこの味が通用するかどうかが楽しみ」と意気込む。

 そのほか、熊本地震復興を支援する創作コラボラ-メン「がんばろう熊本!天草大王地鶏中華そば」も来場者から関心を集めていた。熊本県産ブランド地鶏「天草大王」を100%使ったス-プに、九州産の無添加しょうゆを使ったしょうゆラ-メンで、トッピングにも天草大王地鶏を使う。提供する「(仮)日本のラ-メンを変える若手っぽい会」メンバ-は「このラ-メンは熊本の食材を使ったプレミアムな一杯。売上金から必要経費を除いた金額が熊本県の皆さんに届くので、ぜひ食べに来ていただければ」と呼び掛ける。

 会場では同日、来年1月に設立を予定しているNPO法人「日本ラ-メンファンクラブ」設立発表会があり、元「全国ラ-メン党」会長で自身のラ-メンブランド「木久蔵ラ-メン」でも知られる落語家・林家木久扇さんの名誉会長就任式が行われた。

 1980年代からラ-メンに関する著書を多数手掛け、落語の公演で全国のラ-メンを食べ歩いてきたという木久扇さんは「昔は『そば』といえば日本そばだったが、今ではラ-メンのことを指すようになってきた。(自身でラ-メン店を出店するのは)もうこりごりなので(笑)、ファンに回ってラ-メンの隆盛を助けたい。ラ-メンが日本だけでなく、世界食となりますように応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 開催時間は10時〜21時(11月1日、2日、6日は18時まで)。雨天決行。入場無料。期間中のラ-メン販売は全てチケット制で、1杯850円
(自由が丘経済新聞)

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