創・食おいしいニュース

「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。

2015年09月29日[東京]

商業施設「カスケ-ド原宿」、開業間近 メキシカンや英カップケ-キなど飲食7店舗

商業施設「カスケ-ド原宿」、開業間近 メキシカンや英カップケ-キなど飲食7店舗

 原宿駅近くに10月3日、商業施設「CASCADE HARAJUKU(カスケ-ド原宿)」(渋谷区神宮前1)が開業する。事業主は資産形成コンサルティングなどを手掛けるボルテックス(新宿区)、企画・設計はUDS(代々木1)。

 ボルテックス初の商業施設となるとなる同施設。「URBAN ESCAPE」を開発コンセプトに、タ-ゲットである20〜30代が日常的に利用できる食の空間を提案する。店名の「CASCADE」は英語で「階段状に水の落ちる滝」を意味し、建物の形状を表すとともに「水が流れる心地よい空気感のある空間になるように」という思いを込めた。

 場所は表参道から1本入った路地。敷地面積は818.85平方メ-トル。延べ床面積は地下1階〜地上3階の4フロアで1695.59平方メ-トル。敷地内外を「自然につなぐこと」をテ-マに、随所に設置するテラスと植栽が幾重にも重なる開放的な空間を創出。建物中央には4フロアにわたる吹き抜け空間を作り光と風を取り込む。デザインは入居テナントのインテリアが映えるように、ガラス面を大きく取る。高低差のある2本の道に挟まれた立地であることから、通り抜けができる路地を作り回遊性の向上を図った。

 地下1階〜地上2階の3フロアに、飲食店7店舗が出店する。地下1階には焼き肉店「原宿焼肉KINTAN」(TEL 03-3478-2929)がオ-プン。経営はカルネヴァ-レ。店舗面積は221.49平方メ-トル。「モダンジャパニ-ズ」をコンセプトにした空間には70席を用意。熟成前と30日以上熟成したタンの食べ比べ(2,480円)や、炙(あぶ)った「ざぶとん」をとろろにくぐらせて食べる「ざぶとろ」(1,980円)、虚勢牛のサ-ロインを使ったユッケ(1,980円、1日10食限定)などを提供する。営業時間は、ランチ=11時30分〜15時、ディナ-18時〜23時30分(土曜・日曜・祝日は17時〜)。

 地下1階〜地上1階の2フロアにわたる、HUGEのモダンメキシカンダイニング「LAS DOS CARAS-MODERN MEXICANO Y TACOS-」(TEL 03-6631-1111)は、同施設内で最大の広さになる313平方メ-トル。席数は131席(うちテラス27席)。料理は伝統的なメキシカンに地中海料理の要素を加える「バハメッド」で、魚介類を挟むものなど9種類をそろえるタコス(2ピ-ス、454円)や、ファフィ-タ(1,620円〜1,944円)などをラインアップ。サルサ(1,026円)は、メキシコの石臼「モルカヘテ」を使い、客席で作る。客単価は、ランチ=1,000円、ディナ-=3,500円をそれぞれ想定する。営業時間は11時30分〜翌4時(日曜・祝日は23時まで)。

 1階施設エントランス部には、京王グル-プのFreshtea Japanが手掛ける台湾茶カフェ「彩茶房」(TEL 03-6455-5423)の1号店がオ-プン。店舗面積は84.85平方メ-トル。席数は38席(うちテラス6席)。クリ-ムチ-ズに岩塩をトッピングする「岩塩チ-ズティ-」シリ-ズ(M500円、L530円)や、シロップを入れた茶にレモン果汁を注ぐレモンシリ-ズ(同450円、同480円)などを提供する。営業時間は11時〜22時。

 同階には、アメリカンダイナ-「AMERICAN HOUSE BAR&GRILL」(TEL 03-6721-1621)も出店。経営はアメリカンハウス。ブルックリンの食堂をイメ-ジした店舗の面積は132.23平方メ-トルで、席数は60席。ステ-キ(200グラム2,462円〜)などのグリル料理や、米国内各地のご当地バ-ガ-(1,490円〜1,706円)などをそろえる。17時以降には連日、黒人シンガ-のライブを開く。想定客単価は、ランチ1,000円ほど、ディナ-3,000円。営業時間は11時〜24時。

 2階には、英発カップケ-キ専門店「LOLA’S Cupcakes」(TEL 03-6447-1127)の日本1号店がオ-プン。経営はA&S&R。店舗面積は95平方メ-トル。席数は10席。日本限定フレ-バ-を含め、常時15種類のカップケ-キをレギュラ-(496円〜)・タイニ-(270円〜)サイズで用意する。客単価は1,000円ほどを見込む。営業時間は11時〜20時。

 飲食業界約20年のシェフが独立開業するのは、イタリアン「Harajuku DACCI」(TEL 03-6455-5210)。店舗面積は71平方メ-トル。席数は37席(うちテラス6席)。低温長時間乾燥の伝統製法にこだわるイタリアの乾麺を使ったパスタや、地元・大分の鮮魚、産直野菜を使った料理などを提供する。客単価は、ランチ1,000円、ディナ-3,500円を想定。営業時間は、ランチ11時30分〜15時、ディナ-17時〜23時(土曜・日曜・祝日は11時30分〜23時)。

 イタリア発老舗ピッツェリア「Pizzeria SPONTINI(スポンティ-ニ)」(経営はJ-World Diner)の日本1号店は10月30日にオ-プン予定。

 ボルテックスのプロパティ-マネジメント部・中村秀之課長は「かつて原宿は今よりもう少し大人の世代が集まる街だった。当施設を起点に、今一度原宿の『大人化』を図りたい」と話す。

 「ロケ-ションを生かして、意外性のある大人の街(施設)を打ち出している。何度来ても飽きない、楽しめて新しい発見と驚きのあるよう、期待に応えていきたい」と意気込む。

(シブヤ経済新聞)

戻る