創・食おいしいニュース

「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。

2015年06月29日[東京]

ログロ-ド代官山にデリ&ベ-カリ-カフェ「ガ-デンハウス クラフツ」

ログロ-ド代官山にデリ&ベ-カリ-カフェ「ガ-デンハウス クラフツ」

 代官山駅近くの商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロ-ド代官山)」(渋谷区代官山町)に6月29日、デリ&ベ-カリ-カフェ「GARDEN HOUSE CRAFTS(ガ-デンハウス クラフツ)」がオ-プンした。経営は施設・店舗・ブランドのプロデュ-スなどを手掛けるシンクグリ-ンプロデュ-ス(港区)。

 同施設の基本設計を担当している同社。もともと閑静な住宅街である代官山は、2011年に開業した複合商業施設「代官T-SITE」(猿楽町)開業後は乗降客数が「40%強」(同社社長・関口正人さん)になるなど来街者も増えている。そうした中、「日常の中で少し上質な提案」をする施設として、東急東横線の線路跡地に「ログロ-ド」を計画。全長220メ-トルにわたる敷地に商業店舗となるコテ-ジ風の低層の建物5棟と散策路を擁している。

 同社がテナントとして出店する同店は、2012年にオ-プンしたレストラン「GARDEN HOUSE」(鎌倉市)の新スタイルとなる。両店共通の「ロ-カル&クラフト」をコンセプトに、使う食材のほとんどが国内産で、料理は極力手作りする。店名の「クラフツ」は、「作り手が集まるコミュニティ-をつくりたい」という思いを込めた。

 延べ床面積は152.9平方メ-トル。席数は店内16席、オ-プンテラス48席、ル-フトップ32席の計96席。コテ-ジ風の外観は他の棟と同じで、店内はナチュラルをコンセプトに木目を多用した空間に仕上げた。

 同店では、テ-クアウト可能なパンやデリ、サンドイッチ、アメリカンスイ-ツなどをそろえる。オ-ガニックの野菜など季節の素材を使ったデリ(1,500円前後)は、ワサビナ・アボカド・浅漬けのサラダなど3〜5種類。オ-ダ-サンドイッチは5種類(1,000円〜1,800円ほど)用意し、朝にはカンパ-ニュのクロックムッシュも提供する。

 国内産小麦や店で種から起こす自家製酵母を使うパンは、全粒粉で作るカントリ-タイプ、クロワッサンなどのペイストリ-、バゲットなどのフランスパンの3カテゴリ-で15種ほどをラインアップ。スイ-ツ(600円〜900円)は5〜10種類ほどを用意し、中に軽井沢のヨ-グルトクリ-ム、キルシュダマンドクリ-ムを詰めて沖縄産スナックパインをのせたタルトなど8月までの夏季限定メニュ-もそろえる。客単価はランチで1,500円〜2,000円を見込む。

 今後は、国内外からゲストシェフやゲストドリンカ-を招いた期間限定メニュ-やワ-クショップなども予定。店頭のオ-プンテラスではマ-ケットなどのイベントを定期的に開催するという。

 同社は当初、米サンフランシスコ発「タルティ-ン ベ-カリ-&カフェ(以下タルティ-ン)」日本1号店を出店し、同じくサンフランシスコ発「ブル-ボトルコ-ヒ-」を併設する予定だったが、ブル-ボトルがタルティ-ンを買収したことから、経営・運営権をブル-ボトルに譲渡。シンクグリ-ンプロデュ-スは同店のコンサルティング業務を手掛ける予定だったが、国内展開の方針を再検討するためブル-ボトルとタルティ-ンは出店を取りやめていた。

 関口さんは「結果として、ガ-デンハウスクラフツでもタルティ-ンのどちらであっても、素材や作り手を伝える場を作る、という軸はブレていない」と話し、「いつ来ても同じものがある店ではないが、手作りの味や季節の変化も楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は7時30分〜20時。

(シブヤ経済新聞)

戻る