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2015年01月28日[東京]

銀座三越でバレンタインイベント−「エッセンス ドゥ ラムール」をテーマに68ブランド

銀座三越でバレンタインイベント−「エッセンス ドゥ ラムール」をテーマに68ブランド

 銀座三越は1月28日(水)より、「GINZA Sweets Collection 2015」を8階催物会場と9階銀座テラス・テラスコートで開催する。

 今年のバレンタインテーマは「Essence de l’amour(エッセンス ドゥ ラムール)」――チョコレートがもたらす「愛のエッセンス」。チョコレートが、「絆」「愛」などを深める「新たなコミュニケーションツール」という観点に合わせ、世界各国から約60ブランドを集め、銀座三越限定品や三越伊勢丹共同企画品を多数展開する。会場では、「素材(=素材そのものが持つパワー)」「パッケージ(=パッケージが醸し出すエレガンス)」「アルコール(=アルコールとのマリアージュ)」の3つをキーワードに展開。

 「素材」では、「シングルビーン(単一品種)カカオ」「Bean to Bar」にこだわる作り手たちに焦点を当てる。日本初上陸となるのは、ルレ・デセールのメンバーで「ワールド・チョコレート・マスター」フランス選考会では優勝経験も持つというトップショコラティエ、グザヴィエ・ベルジェさんが手掛ける「グザヴィエ・ベルジェ」。「若き奇才」といわれるグザヴィエ・ベルジェさんが素材同士の複雑な組み合わせを行わず、シングルビーンと素材をシンプルに組み合わせ、持ち味を引き出した「シングル」(4個入り=1,620円)のほか、シトロンや塩バターキャラメル、ダークヘーゼルナッツ、ヌガーと素材の調和にこだわった「アソート」(4個入り=1,620円)などを、全て同店限定で販売する。

 同店初登場となるスコットランドのチョコレートブランド「イアン・バーネット」は、厳選したサオトメ産のカカオと契約酪農家から毎朝手に入れる新鮮なミルクを使い、3年以上の歳月をかけ、「ベルベットのような口溶け」にこだわり作り出したチョコレートを展開。ほかにも、オーガニックにこだわる「ジャン=ミッシェル・モルトロー」、シングルビーンカカオのテイスティングセットを販売するスペイン王室御用達「カカオ サンパカ」などが登場する。カカオ豆にこだわり、焙煎(ばいせん)から製造まで一貫して行う「Bean to Bar」では、フレンチショコラのパイオニア「ボナ」をはじめ、イタリア「グイド・ゴビーノ」、ベルギー「ピエール マルコリーニ」などが登場。

 「パッケージ」では女性客を意識し、エレガントな要素を持つパッケージに入ったチョコレートを展開する。タイの高級リゾートホテルなどを顧客に多く持つタイのチョコレートブランド「ガロタイ」が初登場。同店限定商品として、ハンドペイントされたタイの伝統磁器であるベンジャロン焼きの器に、「パッションフルーツダークトリュフ」または「マンゴーミルクトリュフ」が1個ずつ入った宝石箱のような6種類の図柄の「ベンジャロンチョコレート」(各1,944円)を数量限定で販売する。ピンク色が限定の「スカルチョコ」がかわいい「コンパーティス ショコラティエ」、グレース・ケリー公妃の婚礼の引き菓子にも使われたモナコ公室御用達の、パールがかったワインカラーのパッケージが印象的な「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」なども登場。

 「アルコール」では、貴腐ワインやシャンパーニュ、ウイスキーなど、リキュールボンボンにとどまらず、組み合わせや配合などにこだわった、カカオ×アルコールのマリアージュを楽しめるチョコレートをラインアップ。「バレンタインズバー」は純米吟醸「真澄」を使った生チョコレート「ショコラフレ・ジャポン(真澄)」や、5種類(ブランデー、キルシュ、シャンパーニュ、日本酒、コーヒーリキュール)を使った「トリフショコラアソート」(各1,080円)を三越限定で販売する。「ル ショコラ ドゥ アッシュ」のキールロワイヤルをテーマにした同店限定「プレジール ドゥ ショコラギンザ」(2,001円)やベルギー王室御用達「ノイハウス」のリキュール4種類の同店限定「リキュールチョコレート」(1,404円)なども登場。

 王道好みの同店顧客に向けた同店限定品として、ベルギーチョコレートで人気の8つのショコラトリーを集めた「ベルギーセレクションボックス」(8個入り=3,240円、限定500点)も販売。日本初上陸のとなる「ドゥルミアン」をはじめ、百貨店初登場「セントー」、一昨年初登場し好評だった「ブノワ・ニアン」に加え、「ノイハウス」「レオニダス」などの老舗も参加する特別なアソートボックスとなる。

 ほかにも、バレンタインならではのスペシャルコラボ商品をはじめ、アーティスティックなデザインの「大人かわいい」チョコレート、動物やキャラクターをモチーフとしたかわいいチョコレート、リッチなホテルのチョコレートなども登場。

 価格的には二極化傾向にあるという今年のバレンタイン商戦。高級チョコレートでは5,000円台が、購入しやすいチョコレートでは1,000円〜1,500円が、それぞれ中心価格帯となりそうだ。

 会期は2月14日(土)まで。

(デパチカドットコム)

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