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2014年12月27日[東京]

トロワグロが新春の伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」−丸形と四角形の2種展開

トロワグロが新春の伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」−丸形と四角形の2種展開

 小田急百貨店新宿店の本館地下2階「ブティック・トロワグロ」がフランスの新年を祝う伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を販売する。

 ガレット・デ・ロワは、キリスト教の祭日「公現節(エピファニー)」(1月6日)を祝うのに欠かせない菓子。パイ生地の中にアーモンドクリームを入れ、中にフェーブ(空豆の意)と呼ばれる小さな飾りを焼き込んだもの。切り分けた菓子にこのフェーブが入っていると祝福が受けられ、1年幸せに過ごせると伝えられている。昔は乾燥した空豆を入れていたとされるが、今では陶器製や金属性の飾りが用いられ、コレクターも多いという。

 同ブランドが用意するのは2種類。定番の「ガレット・デ・ロワ」(直径約20センチ=2,160円、数量限定)は、サクサクとしたパイ生地にアーモンドクリームを詰めた丸形で紙の王冠付き。フェーブの代わりにアーモンド1粒が入る。フェーブは、シードルやガレット、王冠などをモチーフにした、約1〜2センチの9種類の陶器製からランダムに1種類選ばれたものを別添えする。販売は12月26日〜2015年1月31日(土)。

 もう1種類は、昨年より販売している「ガレット・デ・ロワ・カレ」(約12×12センチ=2,400円、数量限定)。逆折法でサクサク感を出したパイ生地に、皮付きアーモンドをすりおろしたアーモンドクリームを詰めたもので、丸形が主流を占める中、珍しい四角形。中央のパイ生地には「トロワグロ」のイニシャルロゴ入り。こちらもフェーブの代わりにアーモンド1粒が入るが、オリジナルフェーブは、約2センチ四方のお菓子類をモチーフにした数種類の陶器製からランダムに1種類選ばれたものを別添えする。販売は、1月2日(金)〜18日(日)。

(デパチカドットコム)

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