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2014年10月28日[京都]

梅小路公園で「京野菜フェス」−「九条ねぎラーメンバトル」も

梅小路公園で「京野菜フェス」−「九条ねぎラーメンバトル」も

 梅小路公園(京都市下京区観喜寺町)で11月1日から、「京野菜フェスティバル」が行われる。主催は、京都府農林水産部研究普及ブランド課。

 昨年3日間で16万人が来場した「九条ねぎ」フェスティバルから名称を変更して行う同イベント。毎年恒例の「九条ねぎラーメンバトル」が人気を集めている。全国から人気のラーメン店16店が京野菜を使ったオリジナルラーメンを用意。1杯500円で提供し、店舗名の入った投票券を1杯につき1枚進呈。来場者は、おいしいと思った店舗の券を投票箱に入れ、グランプリが決定する。

 今年は、京たまねぎを使ったラーメンを提供する「ラーメン く〜た」(大分市)や三種類の味付けをした九条ネギをトッピングした「札幌麺匠 真武咲弥」(札幌市)などが初参戦となる。

 イベントでは、「京の米で京の酒を」と題した京都に蔵本のある日本酒の利き酒ブースも設ける。8枚つづりの「きき酒券」(500円)で、最大11の蔵元から好きな日本酒を試すことができる。(日程により参加する蔵元が異なる)。1日には、中央卸売市場第一市場で卸し売りを行う「京果」による模擬「競り」も予定。

 京野菜の販売を行う「京野菜マルシェ」では、九条ねぎや水菜、エビイモなどが販売される。「最近では、九条ネギの生産体制も整ってきていると聞いている。関東ではまだまだ白ネギが中心だが、ラーメンをきっかけに、九条ネギの認知を高めていきたい。購入もできるので、家庭でも京野菜を楽しんでもらえたら」と同課担当者。

 開催時間は10時〜17時(最終日は16時まで)。入場無料。ラーメンチケット(500円)はセブン-イレブン・ローソンなどのコンビニや、京都府内の大学生協などで販売している(取り扱いは11月2日まで)。11月3日まで。

(烏丸経済新聞)

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