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2014年10月08日[東京]

パリのエクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」、日本橋・横浜高島屋に同時オープン

パリのエクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」、日本橋・横浜高島屋に同時オープン

 パリで注目を集める「レクレール・ドゥ・ジェニ」が10月8日(水)、フランス本国以外の店舗として初めて日本橋高島屋と横浜高島屋に同時オープンする。

 同店は、フランスの老舗高級食料品店「フォション」でエグゼクティブ・シェフパティシエを務めたクリストフ・アダンさんが手掛けるエクレア専門店。店名は、「天才的なひらめき」と「素晴らしいエクレア」を掛けて名付けられた。

 アダンシェフはフォション時代、フランスの伝統的なエクレアに遊び心とモダンな感覚を取り入れ、デザイン性が高く、カラフルなエクレアを開発。フランスをはじめとするヨーロッパ、日本でエクレアブームを起こした。2011年にフォション社から独立し、翌年12月に同店をマレ地区にオープン。店内にはスペシャリテのエクレアが並び、「パリで一番おいしいエクレアが食べられる」と評判のショップだという。

 日本橋高島屋は、地下1階食品売り場にある地下鉄口店内案内所前に、横浜高島屋は、地下1階食品売り場にある中央通路の洋菓子売り場側で「馬車道十番館」の向かいに、それぞれ位置する。

 店頭で展開するエクレアは全12種類。内容は、フルールドセルの入ったキャラメルクリームの甘さと塩味が利いた「キャラメル ブール サレ」(432円)のほか、オレンジの香るピスタチオクリームの「ピスターシュ オランジュ」(465円)、フランボワーズの酸味とかわいい色合いが特徴の「フランボワーズ」(432円)、ヘーゼルナッツの香りと食感、味わいを感じられる「プラリネ」(411円)など。サイズはフランス本店同様の約11×約3センチ。

 うち3種類はアダンシェフが日本オリジナル商品として考案、販売する。日本限定エクレアは、小豆餡(あん)と抹茶という日本定番の組み合わせを表現したエクレア「抹茶&あずき」(519円)。日本の生菓子の定番「モンブラン」を表現し、マロンとミルティーユを組み合わせフランス流に仕上げた「モンブラン」(540円)。フランス定番のタルトタタンをエクレアで表現し、生地の中にホワイトチョコとバニラクリームを入れた「タタン」(540円)。

 今後は季節に加え、クリスマスなどのイベントに合わせ随時新作を打ち出すという。

 同店ではエクレア以外にも、ビスキュイやフィナンシェなどの焼菓子を販売するほか、ボンボンショコラも取り扱い、ギフトに対応したセット商品、単品販売も行う。

 同店オープンを記念し、オープン初日の同8日(水)〜11日(土)の4日間、スペシャリテの4種類(フランボワーズ、ピスターシュ オランジュ、プラリネ、キャラメル ブール サレ)をセットにした「オープン限定セット」(1セット1,404円)を各店1日100点限定で販売する。

(デパチカドットコム)

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