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2024年05月01日[埼玉]

パン店の祭典「川越パンマルシェ」開催へ 今年はカレ-パン食べ比べも

パン店の祭典「川越パンマルシェ」開催へ 今年はカレ-パン食べ比べも

 川越市内を中心に22店のパン店が出店するイベント「川越パンマルシェ」が5月12日、やまぶき会館(川越市郭町1)前庭で開催される。

 市民ボランティア主導で2012(平成24)年に始まった同イベントは今回で10回目。川越のパン店の認知度向上とパンを通じた市民コミュニティ-創出が目的。きっかけは、ある有名なパンイベントの企画時に、「パンの知見者」が集まって出店候補を決めた際、埼玉県内のパン店の名前が一軒も挙がらなかった話を耳にしたこと。まずは地元川越の人に、パン店のパンのおいしさを知ってもらうために企画したという。

 今回の目玉は、出店するパン店のカレ-パン食べ比べと「有名カレ-パンお取り寄せ」販売。カレ-パン食べ比べは、出店する川越市内外5店のカレ-パンを食べ比べる企画。トレ-に5店のカレ-パンを一切れずつ載せてセット販売する(350円)。有名カレ-パンお取り寄せ販売では、2007(平成19)年にパンの世界大会日本代表を務めた割田健一シェフの新業態「BUNNY BREAD」(東京都新宿区)、カレ-パンギネス世界記録を持つ「PAINPATI」(東京都町田市)のステ-キ肉入りカレ-パン、カレ-パングランプリ7年連続金賞受賞「プチアンジュ」(東京都府中市)、西日本揚げカレ-パン部門金賞受賞店で関東初進出の「私のカレ」(京都市伏見区)の4店のカレ-パンを販売。実行委員会代表で「川越ベ-カリ-楽楽」(元町2)店主の上野祐子さんは「好きなパンランキングで常に上位にランクインするカレ-パン。各店が作り出すパンの食感とカレ-のマッチングを楽しんでほしい」と呼びかける。

 そのほか、パンコ-ディネ-タ-の森まゆみさんによる「北海道小麦とパン屋さんのお話」と、「2人のパンコ-ディネ-タ-が教えるパンのおいしい食べ方~基本からペアリングまで~」のワ-クショップも展開。チャリティ-イベント「棒パン炭火BBQ」は、パン生地を伸ばし棒に巻き炭火で焼いて熱々を食べられる。こちらの売り上げの一部は能登半島復興支援として寄付する。

 「10回目を迎えられたのは、来場いただいたお客さまをはじめ、出店店舗や会場を貸してくださった皆さまのおかげ」と上野さん。実行委員でボランティアスタッフ代表の番場あずささんは「当初はどのくらいのお客さまが来場するか検討もつかなかったが、あっという間にパンが売り切れるほどの想像以上の反響にびっくりしたのを覚えている。皆さまの期待に応えるため、年々大きなイベントへと成長してきた」と振り返る。「子どもから大人まで、みんなが笑顔になるような、手作り感あふれる温かいマルシェを目指している」とも。

 開催時間は11時~16時。雨天決行。ワ-クショップは「日本パンコ-ディネ-タ-協会」の公式サイトで要事前申し込み。カレ-パン食べ比べ、有名カレ-パンお取り寄せ企画の販売はなくなり次第終了。
(川越経済新聞)

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