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2021年02月09日[東京]

新宿の京王百貨店で「パンフェスティバル」 ご当地パンなど約150種類一堂に

新宿の京王百貨店で「パンフェスティバル」 ご当地パンなど約150種類一堂に

 京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-2111)で2月10日から、「Keioパンフェスティバル」が開催される。

 2014(平成26)年に始まった同イベントは、食品フロアで毎年春と秋に行うほか、2019年からはパレンタインに合わせ、7階の大催場でも展開してきた。今回はスイーツ系から総菜パンまで約150種類をそろえる。

 担当者は「日本各地で育まれた『ご当地パン』は約80種類を用意している。知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮さや驚きをもたらしてくれる『ご当地』パンは、往来しにくい今、気軽に旅行気分が味わえるのでは」と話す。新潟県の銘菓・笹団子を一つそのまま米粉のパンで包んだ、小竹製菓の「笹だんごパン」(260円)や、ラグビーの街として知られる東大阪・花園で生まれたラグビーボール型のカレーパン、鳴門屋製パンの「東大阪ラグカレー」(240円)などが並ぶ予定。

 スイカ色の鮮やかな生地で、種に見立てたチョコレートが入った仙台の食パン「スイカパン」(一斤750円)は、「生みの親であるキクチヤベーカリーは閉店したが、レシピを継承した東北ライフ企画により販売が再開された」と担当者。

 ほかに、グルテンフリーの一口パン「ぽんで」と自家焙煎(ばいせん)コーヒーの店「ぽんでCOFFEE」(池袋)、グルテンフリーのパンとマフィンの店「PON Q PON(ポンキュッポン)」(福岡)、クリームパン店「清水屋」(岡山)、埼玉県本庄と東京の有明に店舗を構える「ベーカリーズキッチン オハナ」も出店する。「ぽんでCOFFEE」はバレンタイン期間限定ドリップバックとして、「momochy」「楠サトミ」「すずきあやえ」「おさかなゼリー」の4作家が描き下ろす限定パッケージも販売する。

 当面の営業時間は10時~19時。2月14日まで。
(新宿経済新聞)

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