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2016年11月18日[神奈川]

湘南平塚イメ-ジした「ビキニクッキ-」、全国逸品セレクション準グランプリに

湘南平塚イメ-ジした「ビキニクッキ-」、全国逸品セレクション準グランプリに

 平塚の焼き菓子専門店「マ・コピ-ヌ」(平塚市西八幡3)のビキニクッキ-が10月20日、「第5回全国逸品セレクション」フ-ド部門で準グランプリを受賞した。

 クッキ-の売り上げが落ち込む夏の対策として開発したという同商品。「何かいいアイデアはないかと考えていたときに、たまたまハ-ト型のクッキ-を逆さにしてパンツを履かせたら面白いデザインになった。同じクッキ-を上半身に見立てて並べたらビキニになった」と話すのは同店オ-ナ-でパティシエの松元しのぶさん。ア-モンドを加え焼いたクッキ-の表面に、色付けしたペ-スト状の砂糖で一枚一枚カラフルな水着を描いた。2枚をセットにして並べたところ、日焼けした肌とビキニが平塚の夏のイメ-ジともぴったりだと売れ始めたという。「今では年間を通して売れているが、特にバレンタインデ-やホワイトデ-は大忙し」と続ける。

 同セレクションは一店逸品運動協会の主催で今年は東京八重洲ホ-ルで開かれ、同部門には全国から9団体17商品が出品。同クッキ-は平塚エリア39店が所属する平塚逸品会の代表として出品したが、広島代表の「肉そぼろ・にくだにぃ」と1票差でグランプリを逃した。松元さんは「商品にもプレゼンテ-ションにも自信があったのに残念。あまりに悔しかったので11月上旬に『悔しかった〜フェア』を開いたほど」と笑って振り返る。

 松元さんは12年間の会社員生活を経て製菓専門学校に通いながら菓子の世界に飛び込んだ。フランス菓子専門店やケ-キ店で働きながら職人としての腕を磨いたものの、店を持つというイメ-ジはなかったという。たまたま現在の店舗と出合ったことから8年前に起業、3人のスタッフとともに菓子作りに励んでいる。

 店内には同クッキ-(600円)のほか、一言メッセ-ジが入ったリンゴ型クッキ-(250円〜)、ウィ-ンの伝統菓子リンツァ(180円)、ポルポロ-ネ(100円)、シュト-レン(ホ-ル1,500円、スライス160円)などが並ぶが、ギフト需要が大半だという。結婚式や誕生日、祝い、発表会、記念日などに贈るオ-ダ-メ-ドの焼き菓子の依頼も多い。

 松元さんは「大切な人へのプレゼントだから贈る人は受け取る人の笑顔を想像して買ってくださる。そんな皆さんにパティシエとして何ができるか、お菓子で何を表現できるかを考えて作っている。これからもお菓子で人の思いをつなげていけたら」と話す。

 営業時間は11時〜18時。日曜・月曜・祝日定休。
(湘南経済新聞)

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