創・食おいしいニュース
「みんなの経済新聞ネットワーク」が取材した全国各地のフードビジネスに関する旬なニュースをお届けします。
自由が丘に高知発洋菓子店−地元食材で作る「野菜+フル-ツ」ケ-キ好評

奥沢6丁目交差点近くに5月11日、パティスリ-「マンジェ・ササ 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-0234)がオ-プンした。
マンジェ・ササ(高知県高知市)は、四万十町出身のオ-ナ-シェフ・笹垣朋幸さんが県内をメ-ンに展開するパティスリ-&レストラン。今年3月、東京駅前の商業施設「KITTE(キッテ)」に東京初出店。さらに「スイ-ツ激戦地で勝負したい」と出店を決めた自由が丘店は、フランス菓子をベ-スに高知直送の食材をふんだんに使ったフレッシュケ-キを中心にラインアップする。
出店場所は学園通り沿いの路面で、店舗面積は20坪。テラス席を含む10席のイ-トインスペ-スも設け、常時約15種類のフレッシュケ-キ、キッシュ、サブレやフィナンシエなど約50種類の焼き菓子、地元特産品も一部そろえる。
高知県産食材にこだわった洋菓子作りは数年前、笹垣さんが自身の料理スタイルに悩んでいた時、山形のイタリアン「アル・ケッチァ-ノ」のオ-ナ-シェフ・奥田政行さんと出会ったのがきっかけだという。地域の生産者と向き合い、地場食材を生かした料理を提案して地域活性を実践する奥田さんの志を学んだことで、「地元高知は過疎化や高齢化が進み、農産物の生産高も減少していた。地元生産者のための洋菓子を作りたい、高知の第一次産業を盛り上げたいと考えるようになった」と話す。
スタッフとともに高知県内の産地や生産者を訪ね、同県特産のユズや文旦、クリ、トマト、ミョウガなどを食材として取り入れたスイ-ツをそろえる同店。中でも人気メニュ-は「野菜+フル-ツ」味のフレッシュケ-キで、笹垣さん「おすすめ」は「みょうがとしょうがのタルト」(504円)。スライスしたミョウガ、ミョウガジャム、ショウガ風味のレアチ-ズ、グレ-プフル-ツを組み合わせた。
「野菜のえぐみ・苦み、果物やケ-キの糖質・脂質は相反するが、これが口の中で不思議と調和する。アルコ-ルにも合うので『大人のためのケ-キ』としても楽しんでもらえたら」。そのほか、「エメラルドメロンのショ-トケ-キ」「わさび菜と文旦のタルト」(以上504円)なども。
「東京の人たちに『高知に行ってみたい』と思ってもらえるよう、スイ-ツを通して高知の情報発信をしていきたい」とも。
営業時間は10時〜19時。
(自由が丘経済新聞)