全国からご当地・人気ラーメンを一堂に集めたラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2023」が10月26日から、駒沢オリンピック公園 中央広場で開催される。

　2009（平成21）年に「東京ラーメンショー」として始まった同イベント。「東京ラーメンショーでしか食べられないラーメン」や、人気ラーメン店の店主らがタッグを組んだ「スペシャルコラボラーメン」などの提供で人気を集めてきた。

　今年は、全国各地のイベントや地域のラーメン情報を発信している団体らが推薦する「地域のお薦めラーメン店」が出店する。同イベント実行委員長で「ラーメンデータバンク」（目黒区）会長の大崎裕史さんは「高校野球における甲子園のように、地方のラーメンイベントで活躍した店が東京に集結する。全国各地のラーメンイベントと連携を深めたい」と話す。

　第1幕（10月31日まで）、第2幕（11月1日～5日）の2幕構成・全11日間で展開し、提供するラーメンは総入れ替え制の計30種類（各幕15種類）。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯1,000円。

　第1幕のコラボ・イベント限定ラーメンは、剛TORA（鹿児島）「鹿児島豚骨醤油（しょうゆ）ラーメン」、シン・和歌山らーめん開発PJTヤタウグイス vol.2（東京）「（口熊野）和牛の塩ラーメン」。

　同じく第1幕の初提供ラーメンは、豆天狗（岐阜）「高山ラーメン ～飛騨牛炙（あぶ）りすき焼きチャーシュー乗せ～」、中村商店（大阪）「なにわの金の鶏白湯（パイタン）」、麺屋うるとら（アメリカ）「うるとら特製濃厚豚骨らーめん」、本家第一旭（京都）「京都ラーメン」、大阪スタミナラーメンわだ（大阪）「スタ味噌（みそ）爆牛ラーメン」、麺屋たいそん（福岡）「濃厚博多豚骨炙り肉乗せラーメン」、麺処ぐり虎（岡山）「地鶏と瀬戸内いりこの芳醇（ほうじゅん）鶏塩ラーメン」。

　ラーメンデータバンク主催「Ramenグランプリ2023-2024」の各部門で1位を獲得したラーメン店による「マルちゃんブース」も出店。第1幕＝麺屋白神（10月29日まで）、拉麺（ラーメン） 久留米 本田商店（同30日・31日）、第2幕＝新旬屋本店（11月1日・2日）、そばる（同3日～5日）。提供するメニューは来年カップ麺として商品化され、全国発売を予定する。「その味を一足先に『リアルラーメン』として楽しんでもらえたら」（大崎さん）とも。

　開催時間は10時30分～20時30分（ラーメンの受け渡しは終了20分前まで、各幕最終日は18時終了）。雨天決行。入場無料。
（自由が丘経済新聞）

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